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メルシーボークー!!!


というわけであけました2018年おめでとうございますパフパフー!

いやあっちゅーまに1年が終わって始まってしまいましたなぁ。
というわけで2018年一発目!(2017年のやり残しとも言う)
ん?何?前回の締めで言ってた予告とは違うんじゃないか?
ちょっと何言ってるか分かりませんけど早速行ってみまっしょい!


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キットはこちら!
お隣は韓国のアカデミーのキットですね。
ハセガワさんのと迷ったんですが、お初ということでアカデミー製にしてみました。
細めの凹モールドにリベットもビッチリ。見た感じはかなり良さげ。
パネルラインやリベットの追加の手間が省けるのは嬉しいこってす。
表面は梨肌の部分が大半ですが、表面仕上げで一皮剥く民族なので特に問題なし。


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まずはコックピットから。
ディティールは72ではかなりいい方かと思いますよ。
コンソールの類は凸でモールドされたスイッチ類にで黒いパネルのデカールを貼り込むパチーン。
何より嬉しいのは計器盤のディスプレイやシート横のデカールまで付いてくること。
特に現用のデカいキャノピーだとさり気ないワンポイントになるのでとてもよい。



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ここぞとばかりに腕にフランスの国旗塗ったよアピーーーーーーーール(結果的に見えなくなった)
パイロットさんはハセガワさんのホーネットより。ほんと使い勝手いいわこれ。


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もはやいちいち言う必要もないですが脚はもちろん差替えます。
が。ホーネットはギアドアの分割数がとっても多い(なんと全10枚!)
脚の差替えにあたってドアの枚数が少なければ少ないほど、脚柱にドアが近ければ近いほど(一体にしやすいので)楽なんですが、残念ながらホーネッツさんはバランバラン。
アーめんどい。とってもめんどい。やめないけど。


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前脚のドアは4分割で一番後ろの1枚はアームにくっついてるので実質3枚。
とりあえず離れてる3枚のダボ部分に0.3mmで軸打ち。
固定できそうにもないから磁石なしで差し込むだけもありかなぁと思ったけど、よくよく見るとギアベイの前部分(ホイールが入るため深くなってる所)がバラせそう…


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ってことでバラしました。
ここに前の左右に分かれてる2枚を接着しました。


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ほんで、その後ろの片開きの1枚は前のギアドアとリンクでつながってるっぽいので、それらしきものを伸ばしランナーで作って接着。勝利。


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はい次主脚。
こちらは3分割で、前が片開き、後ろが両開き。
なんて面倒な…前後繋がった片開きじゃダメだったんか…
まぁ言うても仕方ないので、こちらは潔くギアベイの底(天井?)を切り取ります。


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で、ギアベイの壁をプラ板ででっち上げてそこにギアドアを接着。
もちろん金属線(ギター弦)軸打ちをして簡単には折れないように。
これで主脚側は一体で脱着できるようになりました。勝利。


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主脚はギアベイのクビレ(スパローの羽根が接する部分)があり、そこが庇状に被ってくるので、脱着時はこんな感じで捻りながら差し替えることに。
脱着側もおとなしく三角形に切り欠けば良かったか…


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閉状態は大正義お湯丸でレジン複製。こちらは楽勝。



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ちなみに。
アカデミーの主脚はギアベイにゴツいスロットがあってハメ込み一発で、角度が出るようになってますが、ハメ込んだらこれ。めっちゃ内股。


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てわけで手脚側のダボを一旦切り飛ばして角度をつけなおして接着。
ガニ股に修正してやりました。(これでもちょっと角度足らないかも)
このまま車輪を接着するとハの字になるので、軸を矯正して垂直になるよう調整してます。


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脚の差替えで満身創痍なのに余計なことしちゃいました その1
フック可動にしちゃった。
棒の部分はそのままだと10000%折れるので金属化。
ただの丸棒だと思ったら一部潰れたような妙な形してるのね。
写ってるのでついでにアピールしとくと、APU排気口も金属パイプ突っ込んでディティールアップしてますデヘヘ。


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脚の差替えで満身創痍なのに余計なことしちゃいました その2
スピードブレーキも可動にしちゃった。
いやー、ブレーキベイ(っていうのか?)が深くてシリンダー作ったらいけんじゃね?と思ったらいけちゃったwww
シリンダーは金属パイプの組合せで、基部に軸打って可動にして、シリンダー本体とロッドは差し込んであるだけ。
ブレーキ自体も本体に差し込んであるだけですが、結構いい感じに動きます。
やばいよこれ思ったより簡単だったからハマりそう。(そして地獄に堕ちる)


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インテークはキットのままだとどん詰まり。
普段はあんまり気にしないんだけど、結構目立つのとこんだけ色々やってるので気持ち延長しておきました。一応。


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ピトー管も金属線を打って強化します。
飛行状態の撮影時はこういう所壊れやすいからね…
Φ0.5mmのパーツにΦ0.3mmのドリルで穴を空けますが、デザインナイフの先端(新品同様に尖ってる状態のものに限る)を空けたい穴のセンターあたりにさして軽くクルッとやると極小でも開けやすくなりますよ。
ザ・説明が下手!


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ノズルは内側ツンツルテンなので、プラペーパーで短冊切って貼り付けてます。
実機画像を見ると12枚だったので円周で割れば自ずと寸法は出ますしね。
なに?円周の長さの求め方?中学校で習ったでしょ!(忘れてたのでググりました)


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寄り道しまくってようやく士の字に。
インテーク周りの合いが微妙だった以外は特に修正らしい修正はなし。
1/72ではベストキットでしょう。ハセガワ以外組んだことないけど。


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さて塗装いきまっせ。
今回は白サフを粗めに吹きます。


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ほんでシャドー。
今回は黒ではなく機体色の明度を落とした色にしてます。
機体色はフランス海軍F-8E(FN)の後期塗装だったブルーグレーに。
ラファールのロービジグレーにしようか迷ったんだけど、実機はグレーしかみないからどうせならってことで。
ちなみに色はクレオスC333 エクストラダークシーグレーとC72ミディアムブルーを6:4くらいで混色したものを基本に明度を上げ下げしてます。


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で、基本色を塗って換装させたら一発#600くらいのペーパーで研磨。
すると、粗く吹いて軽くボコボコしてた白サフが出てきて塩害でスポット的に退色した様子を出せるかなと。


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もちろんそのままだと露骨が過ぎるので、基本色や明度を上げ下げして上塗り。
うーん、しかしやればやるほど止め時がわからない…


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本体塗装はそこそこに、スピードブレーキはトリコロールに塗ってみましたよ。
本家アメリカさんとこでもたまにやってるアレですな。
もちろんここだけグロスで仕上げます。


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今回の吊り物たち。
フランス機らしくR.550、シュペル530D、エグゾセを。
他のキットやらからぶん取ってきたり、アフターパーツを驕ってます。
対空弾はF-8時代にもフランスのもの使ってるみたいだしね。
爆弾も本当はAASMにしたかったんだけど、入手できなかった(そもそもキット化されてない?)し、フィンが多くて作るのも面倒だったので無難にGBU-12に。ラファールもペイブウェイ積んでるし。
こちらはキット付属のものでやんす。
当然全部いっぺんには付けられないので差し替え式です。ほんと懲りない人ね。


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デカールはラウンデルや機番はいろんなキットからもぎ取ってきてます。
現用戦闘機のフランス海軍はなかなかなくって、デカールのせいでかなり完成が遅れましたよ。


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汚しまーす。
汚しはアグレスファントムのときにやった、マスキングゾルでタッチアップ箇所を保護してからのウェザリングカラーを塗ったくって一夜干し。
今回はブラックとグランドブラウンを混色してみました。


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前縁フラップのアクチュエーターあたりから漏れるオイルはウェザリングマスターとウェザリングカラーで、こう、ゴニョっと。



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お腹周りはウェザリングマスターのオイルとサビで明るめのオイル汚れを。



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あとは要所要所(適当にとも言う)にマルチホワイトを垂らして染めて塩害箇所を強調。


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細かい箇所を塗り分けたり、接着したら完の成!!!


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ホーネットじゃん!(当たり前)
いや手前MISOで申し訳ないんだけど、このカラーリング似合ってるよアンタ…


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フランスさんはF-8を2000年くらいまで使ってたらしいですが、老朽化・陳腐化が著しいこととラファールの開発遅延でつなぎとしてF/A-18Cを導入したらどうよ。
いや、どうよって言われてもね…。
御存知の通り現実はF-8からラファールMに機種変換されてますけど、第2世代機から第4.5世代機ってのもすごいよね。
あ、第3から第5っていう例が身近にあったわ…



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ホーネットとえいばF/Aの名が示すとおりザ・マルチロールファイターってことで多彩な兵装をね。
もっと色々組み換えできるようにしようかと思ったけど、そこはほら、大人の事情(製作者のモチベーションとも言う)でね。




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よーし、せっかく動くようにしたんだから動かしたところの写真も軽率にアップしちゃうぞ〜〜〜。



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前作のグリペンから最後のクリアを積極的に艶の差をだしてるようにしてるので、今回も逆光気味になるとエモい。
ただ、今回はあんまり狙い通りではないかも。数こなしてモノにしたいものですな。



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艦載機らしく洋上を飛んでるイメージで。(背景は川)
モノホンの海でロケしたいけども、ロケできるのが徒歩数分にあるとそこでいいやってなっちゃうよね。



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今度は渓谷を縫うように飛んでるイメージ。デスバレーとか。あるじゃん。そういうの。
フランス軍だろって?それは俺も思ったからここは穏便にどうにか!ね!



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駐機状態はさすが艦載機らしくどっしりしてますな。
こういう情報量が多い機体は写真映えるからすき。




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恒例差替えの図。
ちなみに、胴体脇のAN/ASQ-228とAN/AAS-38はスペースの関係でマグネット差替えができなかったので、ひっつき虫(練り消しみたいな粘着剤)で脱着してます。
すげー楽だしもう差し替え全部これで良いんじゃね…?




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なにげに架空設定ネタとしては初の欧州。機体はアメさんだけど。
色々調べ物してると欧州シリーズも面白そうね。
フランス海軍つながりだとファントムとかも良さそうだなぁとか。

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はい、2018年一発目の完成品でした!
完成して気づいたけど18つながりだね!なんかめでたいね!
去年は忙しかったり一作品に力入れすぎたりで1完成品/月を割っちゃったので、今年は1月1つ以上完成を目指したいですなぁ。
というわけで次回何を作るかは未定!
色々思案はしてますが、ちょっとまとまってない。
作りたいものがありすぎて全然手が付かない感じ。
ま、なんか作ります!


じゃ!!





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