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ハセガワ製1/72のF-15Jです。
でもただのF-15じゃないぜ?映らないぜ?レーダーに!
ただ完成に半年以上もかかったけどね!

では製作設定と調子に載ってる写真たちをどうぞ。
メイキング編はこちらから!


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2018年、自衛隊はF-35Aを導入したはいいものの、マルチロール機であるが故の脚の遅さで防空任務(特にスクランブル)に不安が残る上に、近隣国の対空戦に特化した第4.5世代機、第5世代機は未だ脅威と感じ、現用のF-15を魔改造(って言うレベルじゃ無理かもしれないけど)して第4.5世代機化を決定。
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マルチロール化は行わず、あくまでも制空戦闘機として特化する機体とするためベース機は単座。
機体形状はステルス性を強く意識し、特にF-15の最大の弱点と言われる正面からのRCS低減を狙ってDSI(ダイバータレス超音速インレット)とスネークインテーク、レーダーブロッカー(は再現してません)を設置。
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可変インテークを廃止したことで最高速は落ちたものの、F135-IHI-100を無理やりぶち込んでダッシュ力を強化。
また外見最大の特徴とも言える大きく傾斜し面積の増えた垂直尾翼はウェポンベイと同一角され、RCS低減に貢献している。
また、エアブレーキの乱流によりフラッターを起こすため設置された垂直尾翼上部のマスバランスはエアブレーキ自体を廃止したので同時に廃止。
まぁ、出来るかどうかはまぁこの際どうでもいいじゃないですか。ね。

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武装面では、基本的にはミサイル類は胴体のウェポンベイ、胴体下部のウェポンポッドに収納。
ウェポンポッドは従来機通り600ガロンタンクを搭載することも可能。
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ウェポンベイは側面にAAM-5を4発またはAAM-4を2発、下部にAAM-4を2発搭載。
余剰部分は燃料タンクとしている。
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ウェポンポッドにはAAM-4を3発搭載可能。
垂直尾翼を傾けることでフラッターのなくなった水平尾翼はドッグトゥースを廃止。
主翼、水平尾翼ともに翼端形状を直線的に変更している。
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エアブレーキの廃止された背面には膨らみを持たせ胴体タンク容量を増やしている。
インテーク上部には可変の補助インテークベーンを設け、離陸時等に大量の空気を必要とする際に開口する。
機銃の搭載位置は変わらないものの、F-22やF-35のようにGUNモード時のみドアが開き、それ以外の時は閉じられる。
でもこのドアだと多分射線上にかぶる。げんなり。
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背面の増設、ウェポンベイの余剰スペース、燃費の向上したエンジンで、センターに600ガロンタンクを搭載した従来のF-15とほぼ同等の航続距離を有している。たぶん無理だけどね…。
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従来機では非塗装とされたエンジン下部は耐熱性、高放熱性を有する黒い塗料が塗られ、IRによる探知も意識している。

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機首にはF-35のETOSのような赤外線探知装置を搭載、また機首上下左右、キャノピー後方にもIRSTを設置し360度の警戒、攻撃能力を獲得。
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従来機の飛び出たアンテナ類はほとんどを小型内蔵化し、機体の出っ張りを極力少なくしている。
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主翼ハードポイントに設置されたパイロンは基本的には従来機同様だが、ウェポンベイとの間隔の関係上内側のミサイルランチャーを廃止。
600ガロンタンクは従来機のものをそのまま利用可。
アレスティングフック後方を延長し従来垂直尾翼後部に付いていた後方警戒装置等を収納している。

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コックピットは大型タッチディスプレイで完全グラス化。
更に操縦桿は中央からサイドコンソールに移設されている。




長々と書きましたがこんなところでしょうか。
ここまで読まれた方、本当に暇でありがとうございました!
今回は色々思いつきすぎ、こだわりすぎで時間がかかりすぎましたが、それなりの達成感は得られたのでまぁいいかと。
しばらくはここまで考える模型はいいかな…最後追い詰められてる感あったし。(自業自得)
ちょっと休憩して、また今度!
まだ暇な方はメイキング編もどうぞ!
じゃ!